道央エリアの
おすすめ観光スポット

道央エリア

 道央は、まず何といっても北海道最大の都市である札幌があるのが印象的ですが、その他にも運河や海鮮で有名な小樽、大海原を一望できる室蘭・えりも・積丹といった海の町、日々の疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれる温泉が多数ある登別・洞爺湖といった温泉街など、訪れたいスポットは数多く存在します。

 このページでは、実際に筆者が訪れた道央エリアの数々のおすすめ観光スポットを紹介していきます。

芦別市:Ashibetsu

三段滝

三段滝

 芦別から国道452号を南下していく途中の森の中にあります。岩が三段に連なってできた地形の上を水が豪快に流れていました。雪解けのシーズンになると、その勢いはより一層増すそうです。北海道らしさ全開の大自然って感じでした。

えりも町:Erimo

襟裳岬

襟裳岬_看板 襟裳岬_景色

 北海道の顎の先端にある岬です。吹き飛ばされそうになるほどの強烈な潮風と岩礁に押し寄せるダイナミックな荒波が特徴的で、大自然のパワーを余すことなく享受できる場所でした。運が良ければ、展望エリアの崖下で日光浴をしているゼニガタアザラシの群れを見ることができます。

小樽市:Otaru

小樽三角市場・小樽運河・ルタオ本店・オルゴール堂

小樽運河

 写真は1枚しか残っていませんでしたが、ここでは4つのスポットを紹介します。

まず、JR小樽駅を出て左手には小樽三角市場があり、小樽近海で獲れる新鮮な魚介を使った海鮮丼が食べられたり、海産物を購入することができます。小樽運河は小樽の景観を楽しめる有名スポットで、特に橋の上から見る夜の景色は非常に神秘的です。また、船に乗ってクルージングすることもできます (上の写真に写っている船がクルーズ船になります) 。小樽のスイーツと言えば、やはりルタオ (LeTAO) のチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」です。クリーミーなレアチーズ・コクのあるベイクドチーズのコラボレーションと絶妙な甘さがたまらないチーズケーキで、筆者も帰省の度にお土産として買って帰る逸品です。最後のオルゴール堂は、堂内が無数のオルゴールで埋め尽くされたお店です。レトロでノスタルジックな雰囲気を味わえる心地よい空間が広がっていました。

→ 小樽三角市場 公式サイト

→ 小樽運河クルーズ 公式サイト

→ ルタオ本店 公式サイト

→ オルゴール堂 公式サイト

京極町:Kyogoku

ふきだし公園

ふきだし公園_展望台

 羊蹄山でろ過された雪解け水「京極の名水」が絶えず湧き出している公園です。公園内の給水口から出る水も全て天然水となっており、夏の暑い日でもおいしい水が飲み放題です。長い階段を上った先の展望台では、正面方向に公園と京極町を一望することができ、後ろを振り返れば大迫力の羊蹄山が拝めます。

共和町:Kyowa

神仙沼自然休養林

神仙沼 長沼

 広大な湿原と原生林の中をトレッキングできる自然スポットです。1枚目の写真に写っている美しい沼が神仙沼であり、風が収まると、まるで鏡のように木々や雲が水面反射します。また、周辺には数多くのトンボが飛んでおり、幻想的な風景が広がっています。神仙沼近くの長沼 (2枚目の写真) はダム湖でしたが、山々に囲まれていてとても神秘的でした。

札幌市:Sapporo

大通公園・さっぽろテレビ塔

大通公園 さっぽろテレビ塔

 大通公園は東西方向に幅広く伸びている公園です。全国的にも有名なさっぽろ雪まつりの会場であるほか、夏にはビアガーデンも開催されています。イベントがない日であっても多くの人が訪れており、札幌市民の憩いの場となっています。

大通公園の東端に高くそびえ立っているのがさっぽろテレビ塔です。展望デッキまではエレベーターを使って登ることができ、果てしない長さを誇る大通公園を一度に見渡すことができます。

→ さっぽろ雪まつり 公式サイト

→ さっぽろテレビ塔 公式サイト

札幌時計台

札幌時計台

 JR札幌駅から大通公園に向かう道路沿いにあり、札幌のシンボルともなっている有名な時計台です。敷地内にはフォトスポットが設置されており、そこから撮影するとといい感じの写真が撮れます。また、時計台の中も普通に見学することができ、過去の歴史や時計にまつわる資料が展示されていました。

→ 札幌時計台 公式サイト

さっぽろ羊ヶ丘展望台

羊ヶ丘展望台からの眺め1 羊ヶ丘展望台からの眺め2

 札幌の中心街から少し離れた場所にある展望台で、クラーク博士の立派な像があることで有名です (クラーク像の写真は撮り忘れてしまいました) 。写真奥に見える独特な形をした建物は、かつて日ハムの拠点となっていた札幌ドームです。広々とした牧草地にはかわいい羊たちが放牧されているほか、売店には鹿肉まんじゅうというなかなか珍しい食べ物も販売されていました。また、資料館では過去のさっぽろ雪まつりで展示された数々の作品を閲覧することができます。

→ さっぽろ羊ヶ丘展望台 公式サイト

白い恋人パーク

白い恋人パーク

 札幌の北西部にあるお菓子のテーマパークです。北海道の超定番お土産「白い恋人」がどのように製造されているのか見学することができるほか、石屋製菓のお菓子作りも体験することができます。お菓子の家やからくり時計塔などのオブジェクトも魅力的であり、メルヘンチックな雰囲気が味わえる場所でした。

→ 白い恋人パーク 公式サイト

定山渓

展望台から眺める山々 山に囲まれた温泉街

 札幌の中心街からも気軽に行くことのできる温泉街です。山に囲まれた自然満載の地に複数の温泉が点在しており、札幌の秘境とも言える場所です。温泉のほかにはハイキングコースも整備されており、展望台から眺める山々と温泉街は絶景です。特に紅葉の時期は、辺り一帯が鮮やかなオレンジ色に染まり、非常に美しい景色を堪能することができるため、行くならこの時期に訪れるのが良いかもしれません。

北海道大学 札幌キャンパス

北大_クラーク像 北大_第一農場の牛たち

 もはや観光スポットと化している筆者の母校です。正門からまっすぐ進んでいったロータリーの付近にはクラーク博士の上半身像があり、休日は絶えず観光客の方が写真を撮っています (全身のクラーク像は、上で紹介したさっぽろ羊ヶ丘展望台にあります) 。ロータリーから北へずっと続いている道は北大のメインストリートであり、毎年6月には北大祭が開催され、多くの人で賑わいます。メインストリートから西側の方へ抜けていくと、とてつもない広さの農場があり、積雪シーズン以外は牛や羊が放牧されています。ちなみに、北大で有名なポプラ並木もこの農場内にあります。

→ 北海道大学 公式サイト

藻岩山

藻岩山山頂からの眺め1 藻岩山山頂からの眺め2

 札幌の南の方にある山で、美しい夜景を見ることができるスポットです。山頂まではロープウェイを使って登ることができ、そのロープウェイからの眺めも非常にきれいです。そして山頂からは、夜の明かりでキラキラ輝く札幌市の街並みを見下ろすことができ、札幌の大都会さを改めて実感することができます。

→ 札幌もいわ山ロープウェイ 公式サイト

モエレ沼公園

モエレ沼公園_頂上から見たガラスのピラミッド モエレ沼公園_札幌方面の景色

 札幌の北東部にある大きな公園です。ガラスのピラミッドやプレイマウンテンなど、ユニークなオブジェがあちこちに存在します。公園中央部に位置するモエレ山は高さが50mほどあり、頑張って歩きで登る必要がありますが、頂上からは札幌の市街地を見渡すことができ、眺めも非常に良かったです。

→ モエレ沼公園 公式サイト

積丹町:Shakotan

神威岬

神威岬_景色 神威岬_青く澄んだ海水

 日本海に向かって大きく突き出た場所にある岬です。青く澄んだ大海原が非常に美しく、その鮮やかさは積丹ブルーと呼ばれています。2枚目の写真は浜辺付近の海水を撮影したものですが、確かに水中の石が目視できるほどに透き通っています。岬のそばにある「食堂うしお」では積丹の豊富な海鮮定食を味わうことができ、こちらもおすすめです。

→ 食堂うしお 公式サイト

白老町:Shiraoi

ウポポイ (民族共生象徴空間)・白老牛の店いわさき

ウポポイ_看板 ウポポイ_アイヌの住居

 北海道の先住民族であるアイヌの文化について知ることができる施設です。2020年にポロト湖という美しい湖のほとりに設立され、アイヌの民族衣装や道具が展示された博物館・アイヌの住居などを見学することができます。

白老牛の店いわさきは、国道235号沿いにある白老牛の専門店です。帰りに直売所で白老牛のメンチカツを買って食べましたが、サクサクな食感と濃厚な肉汁が際立つ天下一品のメンチカツでした。

→ ウポポイ (民族共生象徴空間) 公式サイト

→ 白老牛の店いわさき 公式サイト

千歳市:Chitose

支笏湖

支笏湖

 およそ4万年前に火山の噴火によってできたカルデラ湖であり、水深も363mと結構深いです。ビジターセンターの近くにある港からは水中遊覧船に乗ることができ、湖の中の様子を見ることができます。北側の湖畔には「丸駒温泉」という温泉旅館もあります。ここは、湖の真隣かつ湖の水位と同じ高さに露天風呂がある温泉で、個人的超おすすめスポットです。

→ 支笏湖観光船 公式サイト

→ 丸駒温泉旅館 公式サイト

新千歳空港 北海道ラーメン道場

えびそば一幻

 北海道旅行の行きか帰りどちらか一方でも訪れておきたい場所です。北海道を代表する数多のラーメン屋が集結しており、ラーメン好きにとっては天国のような場所です。上の写真は「一幻」という超人気ラーメン店のもので、甘エビの旨味が凝縮された濃厚スープがあり得ないくらい美味しいです (一応本店がすすきの近くにもあります) 。

→ えびそば一幻 公式サイト

洞爺湖町:Toyako

洞爺湖温泉街

洞爺湖_湖の様子 洞爺湖_越後屋

 洞爺湖の南湖畔に沿って、いくつもの温泉旅館がずらりと並んでいます。美しい湖を見ながらゆったりとくつろぐ温泉は、最高以外の何物でもないです。1枚目の写真は南側から洞爺湖を撮影したもので、奥に写っているかっこいい山は、北海道の名山「羊蹄山」です。2枚目の写真は「越後屋」というお土産物屋であり、某パロディ大好き漫画の主人公が愛用している木刀を購入することができます。また、柄の部分が木刀になっている傘も販売しており、こちらもなかなかお洒落です。

→ 洞爺湖越後屋 公式サイト

苫小牧市:Tomakomai

マルトマ食堂

 苫小牧漁港のすぐ近くにある海鮮食堂です (写真は撮り忘れてしまいました) 。名産物である新鮮なホッキ貝をふんだんに使ったホッキカレーが看板メニューとなっており、とても美味しかったです。その他にも様々な海鮮メニューが揃っているため、苫小牧を訪れた際は、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

→ マルトマ食堂 公式サイト

ニセコ町:Niseko

デルソーレ

デルソーレ_窯焼きピザ デルソーレ_外観

 ニセコ町の北西部にあるピザ屋さんです。窯で焼いたアツアツのピザを味わうことができ、その種類も非常に豊富でした。こんがり焼けた生地の上に、濃厚でモチモチとしたイタリアンチーズがずっしりと乗っかっており、それらとサラミやバジル、トマトソースとのコラボレーションが史上最高の味を生み出しています。

登別市:Noboribetsu

大湯沼・大湯沼川天然足湯

大湯沼 大湯沼川天然足湯

 登別温泉街から少し外れたところにあります。火山の噴火によってできたひょうたん型の沼であり、底からは130度の熱湯が湧き出ているらしいです。2枚目の写真は、沼のすぐ近くにある天然の足湯です。森の中を歩き進んだ奥にひっそりとあり、大自然に癒されながら足湯に浸かることができる魅力的なスポットでした。

登別温泉街

登別温泉街

 北海道を代表する温泉の名所です。登別まで来て温泉に入らず帰るという選択肢はありません。温泉街には迷うほどたくさんの温泉旅館があり、もちろん日帰り入浴も可能です。入浴後は、登別の限定ビール「鬼伝説」で喉を潤したいところです。筆者はこれまでに三度登別を訪れていますが、なぜか鬼伝説は毎回売り切れています。

登別地獄谷

地獄谷_メイン看板 地獄谷_立ち入り禁止の看板

 毎分3000Lの熱湯が湧き出している登別温泉の源泉です。谷底には数多くの噴気孔があり、その周囲はすさまじいほどの熱気と硫黄の香りが充満しているため、地獄感が満載でした。地獄谷周辺を散策しながら楽しめるトレッキングコースも用意されており、噴気孔の様子をより間近で見ることができます。

室蘭市:Muroran

市街地 (祝津公園・カレーラーメン屋)

祝津公園からの眺め カレーラーメン

 祝津公園は、JR室蘭駅から北西に向かった所にある公園です。高台の上に位置しているため、良い景色が見えるスポットとなっています。1枚目の写真に写っているのは、室蘭市のシンボルである白鳥大橋を公園の展望台から撮影したものです。また、2枚目の写真は、室蘭のご当地グルメ「カレーラーメン」であり、地元民のソウルフードでもあります。市内にいくつも店舗があるため、室蘭に来たら一度は食べておきたいです。

地球岬

地球岬展望台

 室蘭市の一番南にある有名な岬であり、地上からだいぶ登った断崖絶壁の上に展望台があります。太平洋方向の眺めは見渡す限り一面の海で、地球の丸さが確かに実感できました。また、天気が良い日は青森県の下北半島が見え、6月から8月にかけては、大海原を悠々と泳ぐクジラやイルカが見られる可能性もあります。

余市町:Yoichi

ニトリ観光果樹園

果樹園のリンゴのオブジェ

 季節によって様々なフルーツを楽しむことができる高台の上の果樹園で、果物狩りが好きな方には特におすすめできる場所です。入口の向かいにはかわいらしいリンゴのオブジェもあり、そこからは海と余市の市街地を見渡すことができます。ちなみに、筆者は北海道に来て間もない時期に、泊まり込みでここの農家のお手伝いをした経験があります。

→ ニトリ観光果樹園 公式サイト